サウンドボード買ってきた!
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買ってきたのは、「SoundBlaster Live!」。ちょっと古めのボード。
このあとに、「Live! 5.1」「Audigy」「Audigy2」があったりするので、かなり前のしろものだな。
「じゃんぱら」で3,450円。「Audigy2」が5,000円であったけど、あえて安いほうにした。
理由は、ゲーム用サウンド機能「EAX」がこのLive!でも使えるので。
この「EAX」を試してみたい!というのが最大の購入動機なのだ。
さっそく、マザーのオンボードサウンドを切って、最新ドライバをインストール。
まず、MP3を聞いてみたが、若干、音にパワーが出たかな?というくらいで、劇的変化なし。
現在、PCの音は、ヤマハのAVアンプに繋いでいるので、できれば光端子を使ったほうが良い。
デジタル→アナログ変換をPC側ではなく、AVアンプ側でやらせたいのである。
写真の一番左、黄色のジャックがそれなのだが、繋いでも音が出ない。何か問題があるのか、それとも、仕様か。
だいたい、ボードの光端子の設定が無い。他のマイクやらはあるのに… 保留。
しかし、脱アナログの望みは絶たれていないのだ。
こいつである↓
5インチベイに収まる、付属の外付けオーディオデバイス
(一見カッコイイが、実はたいしたものは付いていない)
なんか高そうなイメージがあるが、Live!なら、ボードとセットで上記の値段である。
こいつに、SPDIF端子が付いているのだ。
ちなみに、ボ−ドとの接続は、普通のベラベラ。
装着完了!
インタフェースの説明をしますと、左より、SPDIFのin/out、ヘッドホン、ラインIN、MIDIのin/out。
(ね、たいしたもの付いてないでしょ!w)
デジタルOUTから、AVアンプのINへ。
おっ、また若干だけど、音がクリヤーになった。
でも、はっきりいって、音質は良くないですな。高音も低音もヌケが悪い。
それでも、オンボードよりは高音質になったけど。
ということで、MP3の音はちょっとさみしい結果になったが、メインのEAX、ゲームサウンドはどうか。
『バトルフィールド ベトナム』を。
おっと、まず動きが軽くなったような。やはり、マザーオンボードは、CPU食ってたのかな。
音自体のリアルさはほとんど変化なし。多少クリアになってはいるが。
しかし、これがEAXなのか、臨場感はかなり上がった。
弾の流れる方向や、車両の音の方向、距離感がリアルだ。
あと、前はどうだったか分からないんだけど、虫とか、カエルの声って聞こえてたっけ?
なんか、聞こえてくるんだよね。
カエルの声聞いてたら眠くなったので、またあした。
『バトルフィールド1942』より
やっぱ臨場感が違う。
たとえば、この場面。
橋の向こうから、バズーカをどんどん撃ってくるんだけど、
この状態で、飛んでくる間に自分が弾の右側に行くと、ちゃんと右から左へ音が移動する。
さらに、すんでのところでかわした時の、耳元をかすめる爆音がすごい。思わず首が縮んだ。
<その他ちょっと調べたこと>
サウンドボードには、ハードウェアで、何チャンネル出せるか?というのがある。
「SoundBlaster Live!」 は32チャン、「Audigy」は64チャン出せるらしい。
このチャンネルとは何かというと、これは自分が以前、MIDIをいじっていたときの経験から推測するものだが、「同時に出せる1単位の音の数」だろう。たとえば、16チャンの音源でシンセピアノを鳴らしたときに、16の音しか同時に出せないということである。16も出れば十分だと思うかもしれないが、実は「ド」と叩いただけで、そのピアノのひとつの音が4チャンも喰っていたりすると、この場合、鍵盤を4つ同時に叩けば、それで終わりなのだ。
これはたぶんゲームでも同じで、たとえば、爆発音は3チャンネル分、車の音は5チャンネル分という使われ方をしていると思う。実際ゲーム中に、込み入った場所でドンパチやっていたら、兵士の声が途中で切れたり、鳴るはずの遠くの爆発が鳴らなかったりすることがある。これは、32チャンネルをオーバーしてしまったために起きたのであろう。
この点では「SoundBlaster Live!」よりも、最新の「Audigy」を買ったほうが良かったと思った。つうか、「Audigy」ほしいw
ちなみに、この作業をCPU(つまりソフトウェア的に)でもできるのか?ということについては、よくわからない。
2004年7月 home