めちゃくちゃ簡単でございます

さて、パソコンは絵筆の替わりになるのでしょうか??

ー答えは絶対YESだと思います。

ではさっそく、必要なものです。

この2点を揃えましょう!

そして、以下の3点が3種の神器でございます。

 

まずは、タブレット。

手元を見ないで描かなければならない(もちろん目はモニターへ)ので、最初は戸惑うかもしれません。

ワコムからは、廉価版の「FAVO」も出ていますが、筆圧感知が優秀な「intuos」をお薦めいたします。

ソフトは定番「フォトショップ」の廉価版、「フォトショップ/エレメンツ」がありますので、これを買わない手はないでしょう。

そしてもうひとつ、「ペインター」もはずせません。

水彩や、Gペン、えんぴつにクレヨン、フェルトペンなど、ため息が出る面白さです。

しかもなんと、「ペインター」の廉価版、「ペインター・クラシック」はワコムのインテュオス・シリーズにおまけで付いてるんです!

あぁ、しあわせ…

ところで、筆圧感知ってなに?

これが、コンピュータ・グラフィックスをあたかも紙に描いた絵のように見せる秘密でございます。

たとえば、Windowsパソコンに最初から付いている「ペイント」というソフトがあります。

タブレットを使って、「ペイント」で絵を描きます。

しかし、「ペイント」には筆圧感知機能が無いので、一定の太さの線しか引けません。

スプレーツールにしても、吹き付けの強弱はできないのです。

逆に、「ペインター」でマウスを使ってみましょう。

水彩ツールの繊細なタッチが、ただの太マジックになってしまいました。

これは、マウスのほうが筆圧感知機能に対応していなからです。

つまり、タブレットとソフトが揃ってはじめて、筆圧感知という脅威の機能が手に入るのです。

ちなみに下の図は、「ペイント」と「ペインター」でそれぞれ描いた星飛雄馬でございます。

 

ペイントで飛雄馬    ペインターで飛雄馬

レイヤーってなに??

「レイヤー」という概念はコンピュータ・グラフィックスにおいて、もっとも重要なもののひとつです。

いちばん解かりやすい例は、アニメのセル画でしょう。

下図をご覧ください。

透明なセル画に「ゴリラ」と「木」を書き分けることによって、完成への効率を上げるというわけです。

「位置」の微調整や、そのものの「削除」など、レイヤーを使っていれば、何の苦労もありませんね。

タブレット・ワンポイント・アドバイス

大したことではないのですが、タブレットがモニタに対して曲がっていると非常に描きにくいです。

がっちりモニタの正面において描きましょう!

…あたりまえですね。

では最後に、いままで使ってきた、その他のソフト等を紹介いたします。

初めて覚えたレタッチ・ソフトはユーリードの「フォトインパクトVer.3 LE」というものでした。

キャノンのスキャナーにおまけで付いていました。

「こりゃスゴイ…何でもできるな」

と、思いました。

しかし覚えた瞬間他のものが欲しくなり、初めて買った製品版が、純国産の「ウルトラキッド」でした。

これは1年くらい使いました。

当時(’98年くらい)1万円クラスのレタッチ・ソフトのなかでは、いい線いっていたとおもいます。

インターフェイスも「フォトショップ」に似ており、「フォトショップ」乗り換え時には、すんなりといったものです。

ウルトラキッド、ありがとう!

3つ目の写真は、「フォトショップ」での絵の描き方がくわしく書いてある本です。

その内容は、コンピュータ・グラフィック全般に通ずる優れたものです。

私の座右の書であります。

多分、絶版になっているので、古本で見つけましたら、即ゲットを!

以上でございます。

home